バイデン米大統領が自転車で転倒したことを受け、トランプ前米大統領が案の定、その話に触れたと、中国メディアの環球時報が19日付で報じた。

記事によると、バイデン氏は18日、デラウェア州にある別荘近くで自転車から降りようとした際に転倒した。集まっていた市民らの前で、シークレットサービス（大統領警護隊）のメンバーらがすぐに79歳の大統領を助け起こした。バイデン氏は近くにいた記者団に「大丈夫だ」と語った。

トランプ氏は同日、ミシシッピ州デソト郡で開かれた集会で演説し、インフレやアフガニスタン撤退、2024年大統領選などに触れ、「私が大統領だった時、米国はかつてないほど尊敬されていた。しかし、ジョー・バイデンがそれを完全な大惨事に変えるのにわずか17カ月しかかからなかった」などと語った。

さらにバイデン氏が自転車で転倒したことにも触れ、「ジョーが今日の自転車事故からすでに回復していることを願っている。私は絶対に自転車に乗らないと誓う」とした。

トランプ氏の発言について、中国のネットユーザーからは「トランプ節健在」「絶対何か言うと思った」「相変わらずハッピーな人だ」「自転車に乗らないではなく乗れないでは？」「挑発もほどほどに」などの反応が見られた。（翻訳・編集/柳川）