大学受験後も一息つけず、予想外の「リラックス出費」に親は複雑―中国

Record China    2022年6月19日(日) 21時0分

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中国のポータル/ニュースサイトの捜狐に17日、大学受験を終えた子を持つ保護者が予想外の出費に複雑な気持ちになったとの記事が掲載された。写真は黒竜江省にある自動車学校。

中国のポータル/ニュースサイトの捜狐に17日、大学受験を終えた子を持つ保護者が予想外の出費に複雑な気持ちになったとの記事が掲載された。

中国の今年の大学入試「高考」(全国統一考試)は今月7、8日に行われ、現在は子も親もこれまでの緊張から解放されてほっと一息つきたい時期だ。だが、ある保護者は受験を終えた子から自動車学校通いやスマートフォンの買い替え、友人との旅行などをお願いされ、「もっともな要求だが今こうしたお金を出すのは大変」と複雑な気持ちになった。「一般家庭でここ数年はほとんどお金が貯まらなかった」と言い、「今の子どもは本当にこういうものなのか。高考の後の『リラックス出費』は本当に必要なのだろうか。この時間を使ってアルバイトをして自分を鍛えるのも悪くないのではないか」とSNSでつづったところ、多くの保護者が「自分の子も同じ」との反応を示したそうだ。中には、「二重まぶたにしたい」「付け毛をしたい」と言われた人もいたという。

記事は「小学校から12年間努力してやっと受験を終えた。しっかり遊びたいと思うのは決して行き過ぎではない」などと続け、「われわれが討論すべきは遊び方、リラックスの仕方だ」と提案。まず、自動車学校については「将来車を運転できないと不便。免許取得はやはり必要で、今がちょうど良い時期」とし、美容整形や旅行、アルバイトについては「保護者の考え方と家庭の状況次第。旅行は経済状況が許さなければ行かない選択もある」「アルバイトは本人の意思を確認してからで、強制は不可」などと指摘した上で、生活を維持する大変さと子どもにつらい思いをさせたくないという保護者の苦労に理解を示した。(翻訳・編集/野谷

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