中国では、工業の分野における「質の高い、持続可能なグリーン発展」が成果を挙げています。

中国の一定規模以上（年間売上高2000万元以上）の工業企業の付加価値額あたりのエネルギー消費量は、第13次五カ年計画期間（2016年〜2020年）に16%減少したのに続き、2021年には前年同期比5.6%減少しています。

エネルギー消費量は排出削減量を測る重要な指標です。5.6%の減少幅は、粗鋼生産量を抑制し、立ち遅れた生産能力を淘汰する努力の表れであるとともに、先進技術の研究開発や、伝統産業のモデルチェンジとグレードアップのペースが加速していることをも示しています。