中国のニュースサイトの観察者網は15日、米国のメディアが中国海軍3隻目の空母に注目しているとする記事を掲載した。

記事によると、米国のサイト「The Drive」は14日、民間衛星画像サービス「プラネット・ラボ」提供の衛星画像から、上海の江南造船所で建造中の中国海軍の003型空母が「非常に近い将来」進水すると判断できると報じた。

画像は、協定世界時（UTC）14日午前7時21分、上海の現地時間で同午後3時21分（日本時間同午後4時21分）に撮影され、15日朝に公開されたもので、003型空母が作られている造船所の乾ドックに水が張られたことが分かる。空母の甲板には旗や装飾などがあることも確認できる。

中国3隻目となる003型空母は国産としては2隻目となる。The Driveは「中国は全体的な軍事力の拡大と引き上げに力を入れており、（003型空母は）その力を国境を越えて投影する重要な中心的存在だ」などと伝えている。（翻訳・編集/柳川）