日本好きが多いことで知られる台湾のネット上で、生活するなら日本と韓国と台湾のどこが良いかという話題が盛り上がったという。台湾メディアのNOWnewsが13日付で伝えた。

旅行先や移住先として日本が人気の台湾。あるネットユーザーがこのほど、台湾のネット掲示板PTTで「今、アジアで経済状況が良いのは台湾と韓国と日本だと思うけど、裕福ではない一般家庭でオフィスワークの仕事をするとしたら、どこで生活するのが快適だと思う？」と尋ねた。

なお、投稿者本人は「職場環境の悪さ」と「住宅価格の高さ」から韓国が最も悪く、「遊べる場所が多いこと」と「給料が台湾より高いこと」から日本が最も良いと考えており、「日本は物価が高いような印象があるが、デフレで長期的に物価はそれほど上がっていない。住宅価格も台湾より低い。一般的な社畜になるなら日本が一番快適では？」と述べている。

記事によると、この投稿に多くのユーザーが反応を示し、「台湾人は日本を見るときに色眼鏡で見てしまうことがあるんだよな」「実際に日本に住んだら、旅行するのと違うとわかると思う。日本の職場のストレスは台湾の非じゃない」「韓国での仕事は外見や能力に関する要求が高すぎる」「日本は全体の空気を重んじる。韓国は大企業でなければ地獄」といったコメントが寄せられたという。

また、「これは絶対に台湾が一番でしょ」「日韓は会社員がらみのマイナスのニュースが多いという印象」「日韓はストレス過多」「台湾の仕事のペースはゆったりだから（他国と）比較すると楽」「日本は遊びに行くには最高だけど、生活するなら当然台湾」という声も寄せられ、総じて「台湾が良い」という意見が多かったと記事は伝えている。（翻訳・編集/北田）