2022年6月15日、韓国メディア・韓国経済によると、デビュー9周年を迎えた韓国の人気音楽グループ「BTS（防弾少年団）」がグループ活動を一時中断すると発表したことを受け、所属事務所HYBE（ハイブ）の株価が急落している。

記事によると、同日午前9時10分基準でHYBEは前日より4万1500ウォン（約4300円、マイナス21．50％）下がった15万1500ウォンで取引されている。

BTSは14日にYou Tubeの公式チャンネルで、メンバー7人がソロ活動の準備を進めていると発表した。グループ活動一時中断の背景には、グループ活動に没頭したため「個人の成長」がおろそかになっていた状況があるという。

リーダーのRMは「K-POPアイドルのシステム自体が人を成熟させる時間をくれない」と苦悩を打ち明けた。

ハナ金融投資は、BTSの兵役に関する不確実性によりHYBEの株価が大幅に調整されていると分析したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「当然だよ。BTS以外に何もない会社だから」「強みが一つしかない会社に投資したらこうなる」「予想できたシナリオ。BTSだけを信じてやってきたから」「ダイナマイトのように爆発し、バターのように溶けていくね」などの声が上がっている。

また、BTSの発表については「兵役に就く決心を固めたようだ」「どうせなら全員一緒に入隊し、完全体で戻ってきてほしい」「こうやって少しずつ解散に近づいていくのかな」「彼らがどんな選択をしても尊重する」「合理的な決定だと思う。最近のメンバーたちは疲れ果てている」「韓流の影響力が半分になってしまう」「兵役を免除するべきだ。BTSを失うことはこの国にとって大きなダメージとなる」などさまざまな声が見られた。（翻訳・編集/堂本）