14日に吹田スタジアムで行われたサッカーのキリンチャレンジカップ決勝で日本がチュニジアに0-3で敗れたことに、中国でも注目が集まっている。

日本は前半に伊東純也のクロスで決定的なチャンスをつくるも鎌田大地がシュートをミスし絶好機を逃す。すると55分、ディフェンスラインの背後に出されたボールにスライディングした吉田麻也が相手選手をペナルティーエリア内で倒しPKを献上。これを決められ先制を許す。

日本は直後に古橋享梧と三笘薫を投入。さらに久保建英と堂安律もピッチに送り込み得点を奪いに行くが、逆に76分に再びディフェンスラインの背後にボールを出されると連係ミスからボールを奪われ失点。アディショナルタイムにもカウンターから強烈なミドルシュートをたたき込まれ、0-3で敗れた。

今月6日にはFIFAランク1位のブラジルに0-1と善戦し、10日にはガーナ相手に4-1で快勝していた日本のまさかの惨敗は中国でも驚きをもって伝えられている。スポーツメディアの直播吧は「吉田麻也のPK献上＋ミス（で失点）。チュニジアはアディショナルタイムにワールドクラスの一撃」と報道。PP体育は「3失点惨敗で日本のサポーターからは森保一監督の解任を求める声が上がっている」と伝えた。

中国のネットユーザーからは「日本は毎回、持ち上げられると惨敗する」「日本ってよく分からない」「伊東純也がそこそこやれてたくらいで、後は駄目」「試合のダイジェストがミス集」「鎌田ががら空きのゴールに入れられなかったのが痛い」「日本がアジア最強というのも疑わしくなってきたな」「日本はチャンスを決めきれなかった。失点は偶然の要素が強い」「日本はコンディションが整った真剣モードの相手にはやはり弱い」「日本は監督を代えないとワールドカップ（W杯）は望み薄」といったコメントが寄せられている。（翻訳・編集/北田）