王毅国務委員兼外交部長は13日、招きに応じて、ニュージーランドのマフタ外相とテレビ会談を行いました。

王外交部長は、「中国と太平洋島しょ国との協力は、南南協力の重要な一部である。中国はニュージーランドと太平洋島しょ国との伝統的な連携を尊重し、地域で確立された既存の協力メカニズムを尊重している。中国と太平洋島しょ国との協力は、地域の既存の取り決めに反するものではなく、補完性があるものだ。島しょ国の希望に従い、中国はニュージーランド側と、より多くの三者間および多国間の協力プロジェクトを展開し、開放・包摂・団結・協力の南太平洋をともに築き上げていきたい」との期待を寄せました。

これに対し、マフタ外相は「太平洋島しょ国は、新型コロナウイルス感染症や経済回復、気候変動への対応など複数の厳しい課題に直面している。ニュージーランドと中国は、二国間や多国間のプラットフォームを通じて、島しょ国に支援を提供すべきだ。ニュージーランドは中国側とともに、グローバルな発展と安全保障に最善を尽くしていく」との考えを示しました。（提供/CRI）