<南シナ海問題>ベトナム、中国批判の文書を国連に提出=首脳会談求めるも中国は拒否―仏メディア

Record China    2014年6月13日(金) 9時52分

拡大

12日、南シナ海海域の領有権をめぐり、中国とベトナムが国連で外交戦を展開している。中国が自らの立場を説明する文書を国連に提出したことを受け、ベトナムの国連代表も文書を提出、中国の主張は事実を歪曲し、法的根拠がないと非難した。写真はハノイ。

(1 / 2 枚)

2014年6月12日、南シナ海海域の領有権をめぐり、中国とベトナムが国連で外交戦を展開している。先日、中国が自らの立場を説明する文書を国連に提出したことを受け、ベトナムの国連代表も文書を提出、中国の主張は事実を歪曲し、法的根拠がないと非難した。RFI中国語版が伝えた。

その他の写真

ベトナムは同文書を国連総会で加盟国に配布するように求めている。ベトナムの駐国連代表は、「ベトナムが西沙諸島の領有権を有している十分な法的、歴史的根拠がある」と主張した。

中国が先月から同海域で石油の採掘を実施していることで、両国の船舶が複数回にわたって衝突、ベトナム国内で反中デモが発生するに至っている。

中国は9日にベトナムを批判する文書を国連に提出しており、海外メディアはベトナムが中国に先立って同種の文書を提出したことへの対抗措置だと伝えている。

また、ベトナムは3度にわたって中国首脳との対話を求めているが、中国はすべて拒否している。これについて、中国はベトナムとの関係悪化も辞さずという態度で南シナ海問題に臨んでいると分析されている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携