「話が通じる唯一のルートがなくなってしまった…」韓国駐日大使の交代に日本が危機感―韓国紙

Record China    2014年6月12日(木) 21時25分

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12日、日韓両国の関係緩和に尽力してきた李丙ギ駐日大使が交代することに日本の外交界が関心を寄せている。資料写真。

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2014年6月12日、韓国紙・中央日報によると、日韓両国の関係緩和に尽力してきた李丙●(イ・ビョンギ、●は王へんに其)駐日大使が10日、空席になっていた国家情報院長に指名されたが、この決定に日本の外交界が関心を寄せている。国際在線が伝えた。

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来年は日韓国交正常化50周年だが、両国の関係は依然として悪化している。李大使は昨年6月に駐日大使として就任して以来、柔軟な方法で膠着状態の日韓関係を緩和しようと努めてきた。

日本の外交界は今回の指名を受け、悪化する日韓関係に「潤滑剤」がなくなったと名残惜しむ雰囲気が漂っている。李大使が国家情報院長に指名された後、菅官房長官は記者会見でそのことに触れ、「李大使は昨年6月に就任して以来1年間、日韓の発展のために大きな力を注がれた」と述べた。

日本政府関係者は11日、「韓国大統領府と外交部が日本に対し強硬路線を進めるなかで、話の通じる唯一のルートがなくなってしまった」とし、「尹炳世(ユン・ビョンセ)外相が留任し、李大使が交代となれば、日本にとって最悪の結果をもたらす」と述べた。安倍首相も李大使の去就に大きな関心を示した。

日本は次期駐日大使の人選に大きく注目している。なぜなら、日韓関係の発展に重要な役割を果たす可能性が高いからだ。韓国では「強行路線を基調としながらも、日韓関係を改善できる人を選ぶ必要がある」と指摘する声もある。(翻訳・編集/藤)

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