フィギュアスケートの羽生結弦が北京冬季五輪のマスコット・ビンドゥンドゥン（冰墩墩）に声をかける動画が注目を集めている。

動画はTikTokの中国版「抖音」に投稿されたもので、北京を去る際に羽生がビンドゥンドゥンと自撮りをした後、ビンドゥンドゥンの頭をポンポンとたたき、「バイバイ」と声をかける様子が映っている。中国では当時、羽生がビンドゥンドゥンと自撮りした写真は話題になっていたが、現場で撮影された動画は出回っていなかった。

中国版ツイッター・微博（ウェイボー）の羽生のファンアカウントが9日にこれをシェアすると、ファンからは「これ見たことない！ビンドゥンドゥンに『バイバイ』って言ってたんだね（泣）」「あの自撮り写真の裏側にはこんなことがあったのか」「自撮りするときに3回角度を変えてる。めちゃくちゃかわいい」「なんて優しいバイバイだろう」「ドゥンドゥンも当時、すごく緊張していただろうね（笑）」「私も頭ポンポンされて『バイバイ』って言われたいよ」といった声が寄せられた。

なお、羽生とビンドゥンドゥンの自撮り写真は、アイスダンス中国代表の柳鑫宇（リウ・シンユー）がSNSで公開した。柳はインタビューで、羽生から「きっと（この写真を）見たい人がたくさんいると思うけど、僕はSNSアカウントを持っていないから」とAirDrop（エアドロップ。近くにあるAppleのデバイス同士でコンテンツを送受信する機能）で写真を受け取ったことを明かしていた。（翻訳・編集/北田）