複数のテストエリアでデジタル人民元キャンペーン、利用上の制限なし―中国

人民網日本語版    2022年6月10日(金) 6時30分

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安定成長政策が絶えず強化されるのに伴って、デジタル人民元の優待券を配布するのが最近、複数のデジタル人民元テストエリアで消費を喚起し、内需を拡大するための新たな手段になっている。写真はアモイ市。

安定成長政策が絶えず強化されるのに伴って、デジタル人民元の優待券を配布するのが最近、複数のデジタル人民元テストエリアで消費を喚起し、内需を拡大するための新たな手段になっている。

アモイ市は5月31日、初のデジタル人民元による自動車購入への補助金支給を明らかにした。6月1~30日に車を買った市民はすぐに補助金を受け取ることができ、最高で4000元(約8万円)が直接支給される。さらに先着1500人まで200元(約4000円)のデジタル人民元消費券がもらえるという。

それだけではない。深セン市商務局も同じように5月30日から、8つの銀行と連携し、デリバリープラットホーム・美団を通じて、「楽購深セン」と銘打った3000万元(約6億円)のデジタル人民元の紅包(ラッキーマネー。抽選に当たるともらえる)プレゼントのキャンペーンを始めた。デジタル人民元決済機能を備えた市内の指定業者で利用できるという。

特筆すべきなのは、プレゼントされたデジタル人民元は利用上の制限がないことだ。

また、雄安新区ではこのほど、デジタル人民元で一定額を購入するとデジタル人民元でキャッシュバックされるキャンペーンの第1弾を全面的にスタートし、飲食、商業施設での買い物、家電、家具などが対象になる。4000元購入すると400元キャッシュバック、2000元買うと200元キャッシュバックなど複数の種類がある。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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