外交部 米側に米元中国駐在外交官の「新疆は問題ない」発言に解釈求める

CRI online    2022年6月8日(水) 19時10分

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外交部の趙立堅報道官は米元駐中国外交官が米政府が「新疆カード」を切る意図を公にした事を受けて、米政府がいまだ公式な説明をしていないことについて、中国政府の見解を述べました。

外交部の趙立堅報道官は7日の定例記者会見で、米元駐中国外交官が米政府が「新疆カード」を切る意図を公にした事を受けて、米政府がいまだ公式な説明をしていないことについて、中国政府の見解を述べました。

趙報道官は、米政府からまだ何の説明もないとしたうえで、当時広州駐在の米総領事館と米ビジネス界の内部の飲み会に出席した来賓がソーシャルメディアで述べた心境に関する報道に触れました。趙報道官によりますと、来賓のソーシャルメディアには「その場にいたビジネス界の人々はみんなこれは狂ったのではないかと言っていた。(彼らは)『新疆に関する話を捏造しても私たちに何の利益もない。私は何度も新疆に行ったことがあるが、毎回素晴らしい思い出を作っている。そこにはジェノサイドも強制労働もない、それらは全くのデマだった。いつも中国人に親切にしてもらっていて、商売も順調だったが、トランプ氏の登場が状況を悪くした。バイデン大統領がこうした過ちを直してくれるかと思っていたら、実際には大きな変化はなかった』と言っていた。この領事官の話を聞いて初めて、私たちは彼らの汚い政策決定のため代価を払ってきたことに気づいた。この怒りで、このことを公にせずにはいられなくなった」と記されているということです。

趙報道官は、「中国には風を通さない垣はない(秘密はどうしても漏れるものだ)という俗語がある。この来賓のメッセージは、米政治の陰謀に巻き込まれる多くの米ビジネス界の人々の心からの声だ。これについて、米政府が説明すること、そして中国の新疆政策に汚名を着せるような卑怯な行為を直ちにやめることを強く求める」と述べました。(提供/CRI

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