日本の家電が品切れ続出、中国からの部品供給遅延で=中国ネット「中国製をどうぞ」

Record China    2022年6月9日(木) 7時30分

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7日、観察者網は、中国製部品の供給遅延により日本の家電製品売り場で各種家電製品の品切れが続出していると報じた。日本の家電量販店(2020年撮影)。

2022年6月7日、中国メディアの観察者網は、中国製部品の供給遅延により日本の家電製品売り場で各種家電製品の品切れが続出していると報じた。

記事は、日本メディアの報道を引用。中国で発生した新型コロナ感染拡大によるサプライチェーンの混乱と、世界的な半導体不足の影響で、日本の家電製品の供給不足が続いているとした。

そして、日本のある家電量販店の通販サイトではドラム式洗濯機40種類のうち70%で品切れが発生しており、「入荷次第発送」の文字が表示されていると紹介。冷蔵庫も約3割のモデルに品切れが発生し、半導体供給不足で供給が不安定になっていたエアコンも夏場を前に品薄が一層深刻化しつつあると伝えた。

その上で、家電量販店の関係者が「上海のコロナ感染拡大が大きく影響し、供給網の混乱が続いている」と語り、日立製作所も「中国で部品の納入が遅れていることで日本国内工場の生産に影響が出ている」とコメントしたと伝えたほか、三菱電機は上海市内のサプライヤーからの部品供給が滞り、十分な数の製品を生産できないことから、5月21日に発売を予定していた炊飯器の発売を1〜2カ月遅らせざるを得なくなったことなどを紹介している。

この件について、中国のネットユーザーは「日本の匠(たくみ)の精神も中国の部品頼みなんだな」「随分前から日本の白物家電は全て中国でのOEM生産品になっていた。それなのに、多くの人がわざわざ日本に行って家電製品を買い、大きな荷物を背負って帰ってきてたのだから……」「さあ部品価格をもっとつり上げよう!日本人に安く売る筋合いはない」「全部中国のせいだというのか?」「いいぞ。われわれは日本に追い打ちをかけて、早く日本を第三世界に戻すべきだ」「上海一つでガタガタになる日本!」「日本メーカーの商品が品薄なら中国ブランド品を買いなよ。安くて質も高いし、品切れしてないしね」といったコメントを残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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