フィギュアスケートの羽生結弦がアイスショー「Fantasy on Ice（ファンタジー・オン・アイス）2022」で見せた「4連続ジャンプ」に中国のファンが歓声を上げている。

名古屋公演最終日の5日、アイスショーのフィナーレで羽生は4回転トゥループ（4T）-トリプルアクセル（3A）-3回転トゥループ（3T）-トリプルアクセル（3A）の4連続ジャンプを披露。会場からは歓声と拍手が沸き起こった。

現場の映像はすぐに中国版ツイッター・微博（ウェイボー）でシェアされ、中国のファンからは「すごすぎる！」「震えた！」「エクセレント！！」「アメイジング！！」「なんという神がかった連続ジャンプ！」「一人で見て叫んだよ」「ユヅ、威風堂々」「成長が止まらない羽生結弦！」「GOAT（Greatest Of All Time。史上最高の選手）はやはりGOATだった」といった歓声が上がった。

また、「4Tの着氷がリンクの端で、続く3Aと3Tはスピードに乗れなかったのに（跳んで）、さらに方向を変えて3Aを跳ぶなんて、本当に技術がすごい」「こんな魔の連続ジャンプができるのは羽生しかいない」「YYDS（永遠の神）がさらなる高みへ」「みんなのために全力で演技してくれてる。本当に感動する」との声や、「お疲れさま」「ゆっくり休んでね」「（北京五輪で負傷していた）右足をいたわってね」などと気遣う声が寄せられている。

微博のファンアカウントによると、羽生は幕張公演の初日と2日目には4T-3Aの連続ジャンプ、そして最終日は4T-3A-2回転トゥループ（2T）-シングルジャンプ×3を跳び、名古屋公演の初日は4T-3A、2日目は4T-3A-3Tの連続ジャンプを跳んでいた。

同アイスショーは名古屋に続き、神戸（6月17～19日）、静岡（6月24～26日）で行われる。（翻訳・編集/北田）