「ありがとうジャパン」、日本の観光客受け入れ発表から3日で韓国LCCの株価が高騰

Record Korea    2022年6月3日(金) 8時0分

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1日、韓国メディア・毎日経済は、日本が外国人観光客の受け入れを開始したことで、格安航空会社の株価が2年ぶりにトンネルを抜け出した」と報じた。資料写真。

2022年6月1日、韓国メディア・毎日経済は、日本が外国人観光客の受け入れを開始したことで、格安航空会社(LCC)の株価が2年ぶりにトンネルを抜け出した」と報じた。

記事によると、26日の終値が1万8950ウォン(約1968円)だった済州航空の株価は、3日後の31日に2万1700ウォン(約2254円)まで14.5%上昇。他のLCCも同様の動きを見せ、同期間にジンエアーは6.8%、エア釜山は4.8%、ティーウェイ航空は7.9%上昇した。韓国最大の航空会社である大韓航空の上昇率が1.9%であったことと比較すると、かなり上昇幅が大きいという。

LCCの主な収入源は日本や中国、東南アジアなどの中・短距離路線であり、一部の海外旅行は再開されたものの、日本や中国が依然として門戸を閉ざしていたため、LCCの株価も不振が続いていた。しかし5月26日に日本政府は6月10日から外国人観光客の入国を許可すると明らかにし、中国も2カ月ほど続いていた上海の都市封鎖を6月1日から解除した。そのためアジア圏の海外旅行も再開のめどが立ち、LCCが大手航空会社よりも強い株価の流れを示しているとみられている。

SK証券のユ・スンウ研究員は、「旅客事業が萎縮したためLCCはつらい時期を味わったが、大手航空会社は貨物のマージンが上昇し大幅な利益を得た」としつつ、「しかしエンデミックにおいては旅客事業が回復し、大手航空会社の貨物事業は萎縮するとみられるが、純粋な旅客事業者と言えるLCCは完全に利益を得ることになる」と説明している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「あれだけたくさんいた『愛国者』はどこに行ったの?」「元々アサヒのビールやユニクロを愛用していたのは文前大統領の支持者の方が多い」「21世紀に『親日』だの『アカ』だの言うのはもはやギャグ」「文政権下でもコロナ禍前は日本への旅行客は史上最多だった」「コロナ禍以前の不買運動がピークの時に東京へ出張に行ったけど、韓国人観光客はたくさんいたよ。その時から民間レベルでは交流も活発だし関係も良かった」など、日本旅行に対し好意的な意見が多く寄せられている。(翻訳・編集/丸山

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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