2022年6月1日、韓国・ジョイニュースは「世界的ボーイズグループのBTS（防弾少年団）の人気に米ホワイトハウスも驚いた」と伝えた。

記事によると、BTSは先月31日、米国で急増するアジア人を対象としたヘイトクライム（憎悪犯罪）への対策を議論するためホワイトハウスを訪問した。

BTSはジョー・バイデン米大統領との面会に先立ち、ホワイトハウス内で記者会見を行った。ジミンは「アジア系に対するヘイトクライムが増えていることに驚き、心を痛めている。事件の根絶に少しでも力になるため、声を上げようと思う」と述べた。

リーダーのRMは「重要な問題について話し合い、アーティストとして僕たちに何ができるのか考えるきっかけをくれたバイデン大統領とホワイトハウスに感謝している」と述べたという。

記事は、会見室の雰囲気について「BTSの発言が始まると、その場に集まった多くの記者らは一斉にスマートフォンを取り出し、写真や動画を撮影した。静かな雰囲気の普段と比べると、非常に異例の光景だった」と伝えている。

また、世界中のファンの関心も高かった。ホワイトハウスはYou TubeチャンネルでBTSの会見をライブ配信したが、視聴者数が30万人を超える時間帯もあったという。

さらに、ホワイトハウスの外にも数百人のファンが集まった。ファンらはフェンス越しに「BTS」の名前を叫び、熱狂的な声援を送っていたという。

このニュースを見た韓国のネットユーザからは「誇らしい」「信じられない。韓国の歌手がこんな偉大なことをするなんて」「米国の中心であるホワイトハウスで韓国語を聞く日が来るとは」「すごい。一国の大統領であってもバイデン大統領に会うのは難しいのに」など歓喜の声が続出している。

また「BTSは兵役に就かなくていい。もう認めざるをえないよ。彼からは世界が認めた韓国を代表する外交官、そしてアジアの代表だ」「ここまできたら免除してもいい。五輪の選手よりはるかに国威宣揚に寄与している」など、BTSのメンバーの兵役義務を免除するべきと主張する声も多数見られた。（翻訳・編集/堂本）

백악관에 초대해 주셔서 감사합니다! 중요한 사안에 대해 @POTUS 와 논의할 수 있어 큰 영광이었습니다. 그리고 이 모든 것을 가능하게 해준 우리 #BTSARMY 여러분들께 진심으로 감사드립니다.????????
#BTS #방탄소년단 #BTSatTheWhiteHouse pic.twitter.com/0l599NoaJD

— BTS_official (@bts_bighit) June 1, 2022