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中国EV業界を絶賛、イーロン・マスク氏にだまされるな―中国メディア

Record China    2022年6月2日(木) 17時30分

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31日、観察者網は、米国の電気自動車(EV)大手、テスラのイーロン・マスクCEOが中国のEV業界を絶賛したことについて「だまされてはいけない」とする文章を掲載した。写真は広東省のEV充電ステーション。

2022年5月31日、観察者網は、米国電気自動車(EV)大手、テスライーロン・マスクCEOが中国のEV業界を絶賛したことについて「だまされてはいけない」とする文章を掲載した。

文章は、マスクCEOが先日英フィナンシャル・タイムズの取材に対して「中国には才能にあふれ、勤勉な人が非常に多い」と中国を称賛したのに続き、5月30日にはSNS上で「中国は再生可能エネルギー発電とEV分野でまさに世界をリードする地位にあることを意識している人はほとんどいない」と発言したことを紹介した。

そして、マスクCEOがSNSのヘビーユーザーであり、突如自分の考えを表明するのも決して驚くべきことではないとしつつ、中国に対する「褒め倒し」には深い理由があるのだと指摘。マスクCEOが中国の新エネ車業界を絶賛した背景には、中国の風力発電容量が世界トップであること、22年1〜3月期における新エネ車販売台数が299万台と世界の59%を占めたことがあると分析した。

その上で「マスク氏が世界をリードしていると語った中国のEVは実際、どの程度の水準にあるのか」とし、化石燃料車では遅れをとっていた中国の業界も新エネ車分野ではかなり大きな市場シェアを獲得し、外国企業よりも高い実力を備えるに至っており、関連の特許申請数からみても新エネ車の「技術大国」であることには間違いないとの見方を示した。

一方で、中国の新エネ車産業は世界の上位にこそあるものの、世界をリードするには至っていないとし、「正視しなければいけないのは、極めて重要な自動車半導体分野において今なおボトルネックから抜け出せていないことだ」と指摘。新型コロナにより半導体の供給に混乱が生じる中で、外国製の半導体に依存してきた中国の新エネ車は「自給自足」が難しく、生産の停滞や納車の遅延が生じているとした。また、特に車載バッテリー分野において、中国企業が高い技術力を持つ一方で、ニッケル、コバルト、リチウムなどの資源や、炭酸リチウム、水酸化リチウム、ヘキサフルオロリン酸リチウムといった重要材料をなおも輸入に依存している点についても弱点として言及している。

さらに、現在BYD、蔚来といった中国の新エネ車ブランドが続々と欧州市場に参入するなど、中国産新エネ車の海外進出が盛んになりつつあるとする一方で「中長期的に見れば、国産ブランドが海外市場で信頼を確立するためにはなおも長く険しい道程が必要だ」とした。

記事は最後に「技術開発面で資金投入を続けて優位性を保ち、国内自動車産業サプライチェーンのスケールメリットをさらに強めた上で技術を掌握することで初めて、『全世界をリード』する中国のEV産業をつくり上げることができるのだ」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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