韓国俳優がアカデミー賞授賞式で米女優の“荷物持ち”に?IUに続き「人種差別だ」と物議

Record Korea    2022年6月1日(水) 13時0分

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31日、韓国・中央日報は「アカデミー賞授賞式でハリウッド女優が俳優のイ・ソジンに無礼な行動をしていたことが分かり、韓国のファンの間で批判の声が上がっている」と伝えた。写真はイ・ソジン。

2022年5月31日、韓国・中央日報は「アカデミー賞授賞式でハリウッド女優が俳優のイ・ソジンに無礼な行動をしていたことが分かり、韓国のファンの間で批判の声が上がっている」と伝えた。

記事によると、29日にtvNで放送された番組の中で、3月27日に米ロサンゼルスで開かれたアカデミー賞授賞式に出席した女優のユン・ヨジョンと、「1日マネージャー」として同行したイ・ソジンの密着が紹介された。その後、韓国のネット上のコミュニティーに、この番組の内容がアップロードされ物議を醸したという。

問題となったのは、米女優ジェイミー・リー・カーティスがレッドカーペットで写真を撮るために、面識のないイ・ソジンに自身のハンドバッグを預けた場面。ハンドバッグを手に困惑した表情で立っているイ・ソジンの姿に、演出としてクエスチョンマークのテロップが付けられていた。通訳に「誰のハンドバッグを持っているのか」と聞かれ、イ・ソジンは「ジェイミー・リー・カーティスが僕にバッグを持っていてくれと(言った)。誰だと思って預けたのかな」と答えている。

レッドカーペットで写真を撮り終えたジェイミー・リー・カーティスは、イ・ソジンに手を差し出し、「ありがとう」とあいさつしてバッグを受け取り去っていった。番組では「どさくさにまぎれて国際ポーター」「荷物持ち」「ソジンはヨジョンのもの」などのテロップで面白おかしく演出しているが、一部のネットユーザーが「無礼だ」と不快感を示した。「同じ授賞式出席者を荷物持ちのように扱った」「明白な人種差別だ」と指摘する声もあったという。

今月26日(現地時間)にフランスで行なわれたカンヌ国際映画祭では、韓国の人気歌手で女優のIU(イ・ジウン)がインフルエンサーのフランス人女性から故意に肩をぶつけられたように見える映像が公開され、物議を醸したばかり。このフランス人女性は騒動を受け、自身のSNSに謝罪映像を掲載している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「少しの間バッグを持っててもらうのが人種差別?」「荷物持ち扱いではなく、信頼できそうな人に見えたから頼んだんじゃない?。被害者意識が強すぎる」「人種差別は言いすぎ」「差別してるなら、差別の対象にバッグを持ってくれと頼まないでしょ」「ユン・ヨジョンの本物のマネージャーだと思って、ちょっと自分もと頼んだのかもしれない」「女性をエスコートするという感じで、淑女が紳士にちょっとお願いをした、という程度に見えたけど。お礼も言ってるし」など、「人種差別と受け取るのは大げさ」だと指摘する声が殺到している。

また、「面白エピソードとして笑って済ませよう」「人種差別は大げさとしても、全く面識のない人に対しては無礼な行動であることは間違いないと思う」「IUの時もそうだけど、こういうことがあるたびに人種差別という言葉を使うのはどうなの?。むしろ自分たちで助長しているのではないか」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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