中国が日本から学ぶべきものは何か?日本滞在時に体験した2つの出来事―中国著名キャスター

Record China    2014年6月12日(木) 11時50分

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10日、中国青年報は、中国の著名キャスターで、自ら巨資を投じ抗日戦争をテーマにした大型ドキュメンタリーを制作した崔永元氏へのインタビューを掲載した。資料写真。

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2014年6月10日、中国青年報は、中国の著名キャスターで、自ら巨資を投じ抗日戦争をテーマにした大型ドキュメンタリーを制作した崔永元(ツイ・ヨンユエン)氏へのインタビューを掲載した。以下はその一部。

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――中国が日本から学ぶべき点にはどのようなことがあるでしょうか。

日本と中国が戦争状態にあった時、魯迅と内村鑑三は手紙のやり取りで、中国は日本に学ぶべきだと述べていました。何を学ぶべきか、私自身、結論づけることはできていませんので、ここで2つの話を紹介したいと思います。

日本で柔道の練習を見たときのことです。皆が必死に練習する中、負傷した選手は柔道ができないのでバーベルを挙げていました。私が監督に「練習を休むわけにはいかないのでしょうか」と尋ねると、監督は「自分で考えてそうしている」と答えました。

もう一つは日本の古書店で邦画関連の書籍を探していたときのことです。若い店員が「何かお探しですか」と尋ねるので、私は小津安二郎黒澤明、田中絹代…と名前を伝えると、その店員は一つずつ探すのを手伝ってくれたのです。見つからないと、コンピュータを使って探してもくれました。欲しいものは自分で掘り返さなければならない中国とは大違いですよね。(翻訳・編集/NY)

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