人民網日本語版 2022年5月27日(金) 5時50分
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ハウス内での一定期間の育苗を経て、袁隆平チームがもたらした「巨大稲」はこのほど、天津市寧河区で正式に田植えが行われた。
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ハウス内での一定期間の育苗を経て、袁隆平チームがもたらした「巨大稲」はこのほど、天津市寧河区で正式に田植えが行われた。北京・天津・河北地域での巨大稲の大面積試験栽培は初めてでもある。中央テレビニュースが伝えた。
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新品種の巨大稲の苗は一般的な稲よりも茎が太く丈夫だ。稲の栽培に十数年従事している農家にとっても、これほど茎が太く丈夫な稲は初めてだ。
巨大稲は、一般的な稲に求められるの条間と株間よりも広い。これは一般的な農機を直接使用できないことを意味するが、人の手だけで田植えするのでは効率を上げられない。この難題を解決するため、現地の農家は農業技術者の指導を受け、田植機の調整を繰り返し、テストを続けることで、巨大稲の栽培に使用できるようにした。数量と効果が両方とも基準を達成するように、現場では従来的な田植えと機械による田植えを同時進行させた。こうして、稲田では人間と機械がともに働くシーンが見られた。
袁隆平チームは今年4月、天津市寧河区を巨大稲の栽培地として選び、計50キログラムの種を使い育苗した。専門家によると、巨大稲は低コスト、高生産量、耐倒伏、超耐塩・アルカリ性などの特徴を持つだけでなく、稲幹は将来的に飼料などに利用できる。これにとどまらず、十分に高さのある巨大稲は、湛水をさらに深くできる。水田で魚、エビを養殖できるほか、カエル、アヒルも飼育でき、立体型養殖がより豊富になる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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