「国歌演奏」「独島エビ」「暴行」「名前間違い」…米韓首脳会談めぐり物議醸す事態が多発―中国紙

Record Korea    2022年5月24日(火) 22時20分

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中国紙・環球時報は24日、米韓首脳会談をめぐって「物議を醸す事態が多発している」と伝えた。写真は独島エビ。

中国紙・環球時報は24日、米韓首脳会談をめぐって「物議を醸す事態が多発している」と伝えた。

記事はまず、韓国・ソウル新聞の報道を引用し、夕食会で米国国歌が演奏された際に尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が胸に手を当てていたことが「外交上の非礼」に当たるのではないかと物議を醸したことを紹介。韓国大統領府は「相手国への敬意を示すもので非礼とは言えない」と釈明したものの、ネット上では「ではなぜ韓国国歌が演奏された時、バイデン氏は敬意を示さなかったのか」「訪中した韓国大統領が、中国国旗に敬意を示したことがあったか?」「李明博(イ・ミョンバク)元大統領も朴槿恵(パク・クネ)元大統領も他国の国旗に敬意を示したことはない」といった批判が出たと伝えた。

次に、夕食会ではかつて物議を醸した「独島エビ」が振る舞われなかったことに言及。産経新聞が「日米韓協力を重視する尹錫悦政権のもてなしは、いたって常識的なものとなった」と論評する一方、韓国メディアの韓国経済は「米国はこれについて公に態度を示しておらず、日本の右翼を喜ばせるだけになった」と苦言を呈したほか、韓国のネットユーザーからも「夕食会では独島エビを継続して振る舞うべき」「尹錫悦政権は親日が過ぎるのでは?」「独島エビは貴重だからこそ客人のもてなしに向いているのに、どうして論争を招くことになるのか」といった批判の声が上がったとした。

さらに、バイデン氏の警護を務めるために韓国を訪れていた30代の米国政府関係者の男が19日、酒に酔って口論になった相手を押すなどした事件にも触れ、男が事件翌日に米国に送還され事件の捜査が難しくなっていることや、米メディアが報じた後でようやく韓国メディアがこの件を取り上げたことから、韓国では「(米国に対して)声を上げることもできない屈辱」との声が出ていることを伝えた。

記事はこのほか、バイデン氏が韓国で演説した際に、尹氏を「文大統領」と前大統領の名前で呼んでしまうミスも物議を醸したと伝えている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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