2014年6月9日、RFI中国語版は記事「中国、インドとの関係深化を期待＝国境問題・チベット問題は今なお障害に」を掲載した。

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中国の王毅（ワン・イー）外相がインドを訪問した。インドのモディ新首相は経済優先の姿勢を見せており、中国との協力深化にも意欲を示している。しかし古い課題は残されたままだ。中印戦争から50年以上が過ぎた今も国境問題は未解決で、インドは10万人以上の兵力を配備。中印両国の軍はにらみあいを続けている。

また、インド政府はチベット亡命政府の支持を崩していない。5月にモディ首相の就任式が行われたが、チベット亡命政府のロブサン・センゲ首相も招かれた。チベット亡命政府関係者は、政権が交代してもチベット問題を放棄しないというインドのメッセージだと分析している。（翻訳・編集/KT）