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10日、ディズニー映画「アナと雪の女王」がかつてないほどのヒットとなっている。その背景には「時期」と「地域差」、「観客層」という3つの要素あるという。
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2014年6月10日、日本華字紙・中文導報によれば、日本で3月に公開されたディズニー映画「アナと雪の女王」が大ヒットを記録している。13週連続で興行成績1位となり、興行収入は220億円を突破して歴代3位。動員数も1750万人を超えた。
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日本でこれほどまでに人気があるのはなぜなのか。そのヒットの背景には三つの要素があるという。
一つ目は「時期」だ。3月に公開された「アナと雪の女王」は、春休みが過ぎても勢いが衰えず、その人気は5月のゴールデンウィークまで続いた。興行収入が見込める春休みとゴールデンウィークにまたがったことが記録的なヒットの要因となった。
二つ目は「地域差」だ。「アナと雪の女王」は世界同時上映ではなく、地域によって時間差を置いて公開された。日本国内の映画作品が不作なのに加えて、早い段階からPRが行われたことも、ヒットを後押しすることとなった。海外版とは異なり、国内版の主題歌「Let It Go」を国民的スターの松たか子が歌ったことも大きい。
最後に「広い観客層」である。主題歌「Let It Go」を聴いて「自分も見てみたい」と思った子どもが急増したことで、春休みの興行成績が上昇。また、日本の女性は「シンデレラストーリー」へのあこがれが強いため、大人の女性が春休み以降の人気を下支えした。このほか、親子で何度も見に行くケースも少なくない。
「アナと雪の女王」は公開から13週目を迎えた。夏に入っても人気が続くかどうかは不明だが、ここ10年の映画史上で最大の奇跡を巻き起こしていることは間違いない。(翻訳・編集/岡田)
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