大連で男女別PCR検査実施スタート、1世帯につき週2回の頻度に―中国

人民網日本語版    2022年5月19日(木) 18時10分

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遼寧省大連市は16日、定期的にPCR検査を実施する措置を発表した。写真は火曜日だった17日、PCR検査場で並ぶ男性市民。男女が同じ日に検査を受けていた時よりも会場に来る人は少なかった。

遼寧省大連市は16日、定期的にPCR検査を実施する措置を発表した。火曜日には男性市民を対象に、木曜日には女性市民を対象に実施する。そのほか、土曜日には男女共にPCR検査を受けることができる。他の曜日は、一部のPCR検査場に限定して検査を実施することで、大連を訪問したり、戻ったりした人や指定の曜日に受けることができなかった人などを対象に検査ができるよう保障している。7日間以上PCR検査を受けていない人は、アプリ「e大連」の「通行コード」の色が、リスクが存在することを示すグレーに変わる。

大連のこの措置はネットユーザーの間でもたちまち話題となり、「一見すると変わってる方法だと感じるが、よくよく考えると理に適った方法だと思う」「この方法だと、1週間に1人1回検査を受け、1世帯で考えると、3日に2回受けることになり、理に適っている上、効果的。また、同じ日に検査を受ける人の数を減らすことができるほか、検査の過程での交差感染や政府の支出を減らすことができる」といったコメントを寄せている。

この新たな措置について、大連市の関係当局の責任者は記者会見で、「オミクロン株は感染の拡大が速く、平均2~3日で感染が倍に増える傾向があることを主に考慮している。また、家庭内感染が市内感染に発展するというのが大きなリスクとなっており、家族の成員が異なる曜日にPCR検査を受けることで、家庭内の潜在リスクを早期発見できるほか、検査の精度と時効性を向上させることができる」と説明した。

各世帯の男性と女性が異なる曜日に検査すれば、より効果的にリスクを洗い出すことができる。火曜日に男性を対象に、木曜日に女性を対象に検査をすることで、各世帯が週に2度検査を受けることになるため、最も経済的で、最も円滑であることを前提に、注意喚起の役割も最大限発揮させることができる。土曜日は、平日は忙しい全ての人を対象に検査が実施され、指定の日に受けることができなかった人が確実に受けることができるよう、検体採取の時間も長くして、平日は検査を受けることができない市民がいるという問題を解決する。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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