アジア最大の鉄道ターミナル旅客駅が間もなくオープン―中国

人民網日本語版    2022年5月18日(水) 5時30分

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アジア最大の鉄道ターミナル旅客駅が間もなくオープンする。

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高架上を高速鉄道が走り、地上を普通列車が走り、地下を地下鉄が通る。改札がスピーディーで、シームレスな乗り換えができる。建築面積が故宮の2倍以上ある……現在、北京市の豊台駅は運営条件が備わっている。

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3年半の建設期間を経て、北京の西南三環路の外にこの新たなランドマークが誕生した。中国初の上下2層設計の大型駅で、アジア最大の鉄道ターミナル旅客駅としての同駅の駅舎は、地上4階、地下3階で、17のプラットフォームがあり、32路線が乗り入れる。

同駅は西三環路と西四環路の間にあり、建築面積は約40万平方メートルで中国国家体育場(鳥の巣)の1.5倍あり、上空から眺めると独特の「中」の字型をしている。インダストリアル風デザインが採用された駅舎には所々にゴールドのセラミック板があしらわれ、「豊作、喜び、輝き」が表わされる。待合室の天井の装飾、鼓楼などのデザインは、旅客に北京の文化的要素を感じさせるものだ。

同駅は中国で初めて線路が上下2層に設計された大型駅で、地上の普通列車のプラットフォームは11で20路線が運行し、高架上の高速鉄道のプラットフォームは6で12路線が運行する。中二階の中間エリア部分もあり、最大収容人数は1万4000人だ。旅客が中間エリアで電車を待ち、上に行って高速鉄道で「空中を走行」することも、下に行って普通列車で「駅舎を通過」することもできる設計になっている。

中鉄建工集団豊台駅指揮部の許慧チーフエンジニアによると、「こうした設計は用地を節約できるし、交通資源の配置を集中的に統合できる」という。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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