中国、宇宙で覇権を握らない約束を超大国に促す

CRI online    2022年5月12日(木) 10時50分

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中国の李松軍縮大使が率いる代表団は現地時間10日、ジュネーブのパレ・デ・ナシオンで開かれた国連の「責任ある宇宙行動規範」の会議に出席しました。

中国の李松軍縮大使が率いる代表団は現地時間10日、ジュネーブのパレ・デ・ナシオンで開かれた国連の「責任ある宇宙行動規範」の会議に出席しました。席上、李大使は、「最も重要な『責任ある宇宙行動』は超大国が宇宙空間を制覇せず、『宇宙空間の主導』を求めないと約束することだ」と強調しました。

さらに、李大使は、「中国は、米国が最近、破壊的な直接上昇式対衛星ミサイル実験を行わないと発表したことに注目している。われわれは宇宙空間での軍備競争防止目標の実現に真に有益な全ての軍備管理提案を歓迎するが、軍備管理の名をかたって一方的に軍事優位性を拡大するいかなるやり方にも反対する。中国とロシアが共同で提唱した『宇宙空間への武器の設置、宇宙空間の物体に対する武力行使または武力による威嚇を防止する条約』の草案は、宇宙空間の安全のために簡明で効果的な解決方案を提出しており、その中には『直接上昇式対衛星ミサイル実験』問題の解決が含まれている。われわれは、関係国に対し、宇宙軍事管理条約の交渉をさまざまな理由で妨害することをやめ、責任ある態度で交渉プロセスに参加するよう求める」と表明しました。(提供/CRI

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