外資系販売店撤退のなか、小売大手パルコが揚州に進出か―中国メディア

Record China    2014年6月10日(火) 9時11分

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9日、中国の小売産業の伸びが鈍化しても、海外小売ブランドの「一攫千金」の情熱は冷めていない。写真は江蘇省揚州市の夜景。

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2014年6月9日、中国の小売産業の伸びが鈍化しても、海外小売ブランドの「一攫千金」の情熱は冷めていない。北京商報によると、日本トップクラスの百貨店・小売産業企業J.フロント リテイリング傘下のファッションビル「パルコ」が、江蘇省揚州市に進出する可能性がある。

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パルコ関連部門の責任者がこのほど同市の西区およびリビングモールの京華城エリアを視察しており、京華城との提携が予想される。新興の都市エリアである西区と京華城の中城ブロックにまたがり、総面積200万平方メートルの新興商業エリアを建設する計画があるという。

J.フロントの持ち株会社であるパルコは、現代的でファッショナブルな生活スタイルを提唱し、ファッション、音楽、映画、出版、娯楽、芸術などの要素を結びつけ、ライバルとの差異化に経営の重点を置く。また、日本各地にあるパルコ店舗は流行・ファッションを発信する各地の代表的なランドマーク的商業施設となっている。

実際のところ、中国市場には魅力的な国際的有名百貨店ブランドが数多く進出しており、日系企業も多数進出するが、変革期にある小売市場の中でどの企業も課題に直面している。今年4月には北京市望京エリアのイトーヨーカドーが閉店を発表。これより以前にも、西武百貨店など一連の外資系百貨店企業が中国市場からの撤退を余儀なくされている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)

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