2022年5月8日、人民日報によると、チベット自治区で「中国一背丈の高い木」が見つかった。

記事によると、チベット自治区メトク県林業・草原局が北京大学率いる研究チームとの協力により、同県内に生えている高さ76．8メートルのヒマラヤゴヨウ（ブータン松）の測定に成功し、雲南省・高黎貢山のタイワンスギが記録していた72メートルを超え、現在中国本土で測定された最も高い木になった。

「中国一背の高い木」の情報は中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で大きく注目され、検索ワードランキングで1位となった。

中国のネットユーザーは「偶然だな。自分との身長差がジャスト75メートルだ」「思ったよりも高くなかった、って感じだ。メトク県の山中にはもっと背丈の高い木があるかもしれない。壮麗な高木が大切にされ、保護されることを願う」「建物で言えば、25〜30階かな。てっぺんに鳥が巣を作ったら、超豪邸だな」「パンダの木登りに最適だね」「悪い動画制作者に荒らされないように、ちゃんと保護してくれ」といった感想を残している。（翻訳・編集/川尻）