“世界一薄い折り畳みスマホ”発表、「部品調達が大幅改善」との説明も―ファーウェイ

Record China    2022年5月5日(木) 6時20分

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ファーウェイがこのほど発表した折り畳みスマートフォンMate Xs2にはどのような特徴があるのか、そこから同社のどのような状況が見えてくるのか。

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華為技術(ファーウェイ)は4月28日、スマートフォンの新モデル「メートXs2(Mate Xs2)」を発表した。折り畳みスマホである同モデルにはどのような特徴があるのか、そこから同社のどのような状況が見えてくるのか。

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ファーウェイの常務董事(常務役員)で端末事業最高経営責任者(CEO)の余承東氏はMate Xs2の発表に際し、「ファーウェイの携帯電話の(部品の)供給は極めて大幅に改善されました。ファーウェイの携帯は今年、戻ってきます。ですから皆さんがファーウェイ製品をお望みなら、ファーウェイの携帯をお買い求めることができます」と表明した。ファーウェイはこれまで、米国による制裁のために部品の調達が困難になり、携帯電話を思うように生産できない状態が続いていた。

Mate Xs2の大きな特徴は、同社のこれまでの折り畳みスマホの伝統を踏襲して、「外折り」であることだ。外折り構造の特徴として、折り畳み時にもスタイラスペンによる書き込みが出来る点などがあるという。

Mate Xs2は折り畳み部分の蝶番(ちょうつがい)に改良を加えることで、開いた際の画面の平坦さを向上させたという。余CEOは「(開いた場合には)基本的に折り目はありません。超薄型、超なめらか、超信頼性なのです」と説明した。

中国のポータル/メディアサイトの捜狐は、Mate Xs2の薄さや軽さに注目した記事を発表した。記事は、Mate Xs2の本体重量は255グラムで、折り畳み式でないアイフォーン 13 Pro Max(iPhone 13 Pro Max)の238グラムよりやや重いが、折り畳み式でないスマートフォンも保護ケースをつけて使えば、実質的に重さはほとんど違いがないと紹介した。

なお、折り畳み式であるサムスンのギャラクシーGalaxy Z Fold3(Samsung Galaxy Z Fold3)の本体の重さは271g程度で、Mate Xs2よりやや重い。

また、Mate Xs2は折り畳んだ場合の厚みが5.4ミリで、例えばGalaxy Z Fold3の6.4ミリよりも厚みを約16%減らした。捜狐記事は「驚きの視覚体験だけでなく、手に持った際の快適な体験も実現したと言える」と評した。捜狐記事は、Mate Xs2について「世界一の薄さ」と、薄さを特に高く評価した。また余CEOによると、単純に薄く設計したのではなく、十分な強度を確保する技術も投入したという。

捜狐の別の記事は、「Mate Xs2の最大の注目ポイントは価格」と紹介した。Mate Xs2の最も安価なモデルは9999元(約19万7000円)で、ファーウェイの一つ前の折り畳みスマホのMate Xが最低でも1万3000元(約25万6000円)だったのに比べれば、価格が大幅に引き下げられた。同記事は、折り畳みスマホとしてはOPPOが7699元(約15万2000円)の製品を発表していると紹介した上で、「(Mate Xs2の)価格を見れば、多くの人が(OPPO製品との価格差に)目をつぶってでもファーウェイを選択する」との見方を示した。

Mate Xs2にはその他にも8GB/12GB RAM、256GB/512GBストレージ、4600mAhバッテリー、リア50MP+13MP+8MPカメラ、66w急速充電などといった特徴がある。

ただしMate Xs2には気になる点がある。米クアルコムが開発したスナップドラゴン888というSoCを搭載していることと、5Gに対応していないことだ。

SoCはスマートフォンの性能を支える中核的な部品だ。すでに、さらに新しいスナップドラゴン8 Gen 1というSoCが登場しており、中国製の折り畳み携帯スマホでも、スナップドラゴン8 Gen 1を搭載している場合がある。

マレーシア華字メディアのccnは、スナップドラゴン888を「依然として相当に強力なSoC」と評した上で、米国による対ファーウェイ制裁を考えれば、「Mate Xs2は現状で最も優れた折り畳みスマホだろう」との見方を示した。

ファーウェイ端末事業の余承東CEOはMate Xs2の通信速度について、「Wi-Fi技術で重大な飛躍を実現しました。あなたのWi-Fiの速度を他の人よりも何倍も速くすることができす」と説明した。

ファーウェイのこれまでの説明によれば、会社として、社会全体のデジタル化が急速に進行することで、5G技術を駆使しても情報の取扱量や通信量が比較的短期間でパンク状態になると認識しており、画期的なアルゴリズム開発など基礎理論面から始めて「情報を効率よく扱う」ための研究を続けており、すでに相当に大きな成果を得たという。(構成 / 如月隼人

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