中国国営中央テレビ（CCTV）のニュースサイトの微博（ウェイボー）公式アカウントはこのほど、「米国が日本の対ロ強硬姿勢を称賛」とする記事を投稿した。

記事はまず、日本について「アジア太平洋で米国の後にぴったりと従うように対ロシア制裁の最前線に立っている」と主張した。

そして、ロシア外務省が先月27日、ロシアに駐在する日本の外交官8人を追放することを決め、5月10日までに退去するよう求めたことや、声明で「日本の岸田政権は、欧米の仕掛けにのってロシアを積極的に非難し、長年にわたり築かれてきた相互協力関係を壊した」と非難したことを取り上げた。

一方で、「日本の対ロ強硬姿勢は米国の称賛を得ている」とも主張。ブリンケン米国務長官が先月26日、議会上院の公聴会で、日本がロシアのウクライナ侵攻に対し「素晴らしい形で立ち向かった」とし、日本が6月に開催される北大西洋条約機構（NATO）の首脳会議に参加するとの見通しを明らかにしたことを伝えている。（翻訳・編集/柳川）