ショルツ独首相、アジア初訪問で中国差し置き日本「だけ」訪れた理由

Record China    2022年4月29日(金) 18時40分

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29日、環球時報は、ドイツのショルツ首相が初めてのアジア訪問先として「日本だけ」を選んだと報じた。(出典:内閣府 https://www.kantei.go.jp/)

2022年4月29日、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は、ドイツのショルツ首相が初めてのアジア訪問先として「日本だけ」を選んだと報じた。

記事は、ショルツ首相が28日、首相就任後初めてのアジア地域の訪問先となる日本に到着し、同日午後には岸田首相と会談を行ったと紹介。岸田首相が会談の中でロシアへの制裁とウクライナへの支援の強化を協調すると、ショルツ首相が「制裁はロシアに大きな打撃を与えている。各国が歩調を合わせて制裁を科すことが大切だ」と語ったことを伝えた。

その上で、独国際放送局ドイチェ・ヴェレが28日、ショルツ首相が今回日本のみを訪問したことについて、これまで長く首相を務めてきたメルケル氏はアジア訪問時に決まって中国を優先的に考慮してきたと伝えた上で「中国がゼロコロナ政策や、ロシアとのパートナーシップを続けていることで、ドイツと日本との緊密ぶりが加速した」との見解を示したことを紹介した。

また、ドイチェ・ヴェレの分析として、日本とドイツが極めて類似した地政学的環境、国防環境にあることにも言及。ウクライナへの軍事行動に対してロシアを非難し、制裁を発動する一方でエネルギー輸入は停止せず、ウクライナに対して物資を提供する意向を示しつつも殺傷性のない装備にとどまっている点で共通しているとした。

記事は、中国国際問題研究院欧州研究所の崔洪建(ツイ・ホンジエン)所長が「ウクライナ問題が世界に影響を及ぼしている中でのドイツ首相の態度は決して意外なものではない」とした上で、「ドイツはすでに心理的なハードルを飛び越えている。すなわちそれは武装化であり、より攻撃的な外交、安全政策を実行し始めている。今後その姿勢は、ドイツ外交のその他の方面にも現れてくるだろう」と述べたことを紹介している。(翻訳・編集/川尻

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