韓国の現代モービス、日本での営業力強化を目指し日本人2人を役員に=韓国ネット「情報流出が心配」

Record Korea    2022年4月29日(金) 6時40分

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27日、韓国メディア・韓国経済は「現代モービスが日本市場の攻略を目指し、現地の組織を拡大する」と報じた。資料写真。

2022年4月27日、韓国メディア・韓国経済は「現代モービスが日本市場の攻略を目指し、現地の組織を拡大する」と報じた。

記事によると、同社は27日、三菱自動車で購買本部長を務めていた服部行博氏とマツダで購買統括の経歴がある安達亮一氏をスカウトしたことを明らかにした。2人はそれぞれ新たに再編された現代モービス日本支社の支社長と副支社長を務め、営業や受注活動を総括するという。

服部支社長と安達副知事長は、日本の完成車メーカーや部品メーカーで40年近く設計や購買業務などに携わり、幅広い業務経験とネットワークを構築してきた。業務の専門性はもちろん、日本の自動車市場の特性や変化についても理解が深いため、顧客密着型営業、受注活動の強化を期待しているとのこと。

これまで現代モービスは、日本の完成車メーカーを対象にランプやシャーシ、車両インフォテインメントシステム(IVI)製品を供給してきたが、今後は自動運転やコネクティビティー、電動化など、未来の自動車分野における核心部品についても受注活動を拡大していく方針だという。また、電気自動車や水素自動車車などのエコカーに搭載される駆動システム、バッテリーシステム、電力変換システム、水素燃料電池システムも大量に生産を進めている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「ノージャパンはもうやめよう。過去は過去として扱い、未来のことを考えるべき」「日本車を無視することはできない。米国でのシェア率も1位だし、安全というイメージも強い」などの意見の他、「情報が流出するのでは?」「そんなことをしても日本人は韓国車を買わない。他の国に投資した方がいい」「日本で車を売ろうというのは、韓国でシャオミの携帯電話を売ろうとするのと同じ」「日本人にとって韓国車に乗るのはプライドが許さない。日本よりも韓国の顧客に尽くすべき」など、日本での販売強化に対し否定的なコメントも多く見られた。(翻訳・編集/丸山

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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