韓国次期大統領の“アマチュア外交”に不安の声続出?国民がヒヤッとした3つの場面とは

Record Korea    2022年4月27日(水) 12時20分

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26日、韓国・オーマイニュースは「尹錫悦政権の”初心者アマチュア外交”にヒヤッとさせられた3つの場面」と題する記事を掲載した。写真はソウル。

2022年4月26日、韓国・オーマイニュースは「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の”初心者アマチュア外交”にヒヤッとさせられた3つの場面」と題する記事を掲載した。

記事は「尹次期大統領の外交は本当に心配だ。当選前から『初心者アマチュア』感が目立つ」と指摘し、「最も驚くべきことは、米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表とプライベートで夕食会を開いたこと」としている。キム代表を紹介したのは小学校の同窓生でもある韓国国会副議長の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)氏だったというが、記事は「キム代表は韓国外交部でいう次官補級の役職で、韓国側のパートナーは朝鮮半島平和交渉本部長に当たるため、国家のトップと合うのは格が合わない。つまり、緊急な状況下でもないのに次期大統領が一国の次官補級に過ぎない外交官に会うとなれば、他国はこれをどう受け止めるだろうか」と懸念を示している。

また「キム代表は韓国語が上手だが、米国の利益のために奉仕する米国人に過ぎない」とし、日本大使の中で最も韓国語が上手だったという武藤正敏元大使について「現在は日本で最も極悪な『反韓主義者』として活躍している」とも伝えている。

2つ目は、尹次期大統領がソウル・漢南洞(ハンナムドン)にある外交部長官の公館を大統領官邸にすると発表したこと。記事は「この公館は外交行事を中心に建てられた建物であり、人が住むには適していない。実際に、保安上の理由から外での開催が難しい会議が多く開かれており、 国家の重要な外交資産ともいえる公館が権力者の趣向で奪われてしまうのは悲劇だ」としている。

そして3つ目は、日本大使の接見と訪日政策協議代表団の問題。尹次期大統領は当選前と当選後に相星孝一駐韓日本大使に会っているが、これは「極めて異例のこと」だという。一方で日本の首相はもちろん外相や官房長官、昨年1月に赴任した姜昌一(カン・チャンイル)駐日大使には1年以上会っていない。また、現在訪日中の政策協議代表団についても「多くの国民が批判してきた慰安婦日韓合意の実質的責任者が任命されたが、これは自らの顔に唾を吐く行為だ」と批判している。

この記事を受け、韓国のネットユーザーからは「もはや国の品格などない。初心者中の初心者」「考えが浅はか。本当に恥ずかしい」「この調子じゃ弾劾まで1年ももたないかもね」「こんな人を大統領に選んだのが韓国の現状」「国民のレベルに合った人が指導者になる」「尹氏を選んだ人たち、その選択がどれだけ愚かだったかしかと見届けるがいい」など不安の声が続出している。

その他「親日派を大統領に選んでしまった以上、今後日本はやりたい放題」「日本は尹次期大統領を利用するチャンスを逃さないはず」との声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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