尹錫悦次期大統領からの親書で日韓関係は改善に向かう?韓国の政策協議代表団が日本に到着

Record Korea    2022年4月25日(月) 13時20分

拡大

24日、韓国メディア・毎日経済は「尹錫悦(ユン・ソクヨル)時期大統領が日本に派遣した政策協議代表団が、『日韓関係改善』のための活動に入った」と報じた。

2022年4月24日、韓国メディア・毎日経済は「尹錫悦(ユン・ソクヨル)時期大統領が日本に派遣した政策協議代表団が、日韓関係改善のための活動に入った」と報じた。

記事によると、「日韓議員外交フォーラム」共同代表のチョン・ジンソク議員(「国民の力」)が率いる政策協議代表団は、24日の午後に成田空港に到着。政策協議団は訪日期間中、岸田文雄首相をはじめ、林芳正外務大臣、安倍晋三元首相、十倉雅和経団連会長などの政治や財界有識者と面会し、1965年の国交正常化以来最悪の状態とされる日韓関係の改善策について議論する予定だという。

政策協議代表団は入国後、まずは新大久保駅において、2001年に線路に落ち日本人を助けようとして命を落とした李秀賢(イ・スヒョン)さんを称える行事に出席した。27日には岸田首相にも面会する予定だが、その際日韓関係の改善を願う尹時期大統領の意志や、早期の日韓首脳会談実現を求める内容が記された親書を岸田首相に手渡すことになっている。また外交慣例上、大統領の就任式に国のトップを招待する場合、招待状を渡すのではなく相手側からの出席希望を受け入れる形で行われるため、口頭で就任式へ招待することも予想されるという。

日韓の首脳会談は、19年12月に中国の成都で開かれた日中韓サミット以来、2年以上も滞っている状態。しかし岸田首相が来月10日の大統領就任式に出席すれば、自然と日韓首脳会談も開かれ、対話が進むとみられるとのこと。08年に福田康夫元首相が李明博(イ・ミョンバク)元大統領の就任式に出席した際は、式の終了後に大統領府へ移動して首脳会談が行われた。

記事は、「日韓政策協議代表団が日韓関係の回復に積極的な姿勢を見せる背景には、尹次期大統領の意志に加え、米国側の積極的な支援があることが分かっている」と報道。バイデン米大統領は来月20日、日本に先立ち訪韓して首脳会談を行うことになっているが、この前に日韓首脳会談が実現すれば、日米韓間の協力関係を強固にできるとの意図もあるとのこと。しかし大統領引継委員会の関係者は、「冷え込んでいる両国の関係や歴史問題に対する自民党内の反発などを考慮すると、岸田首相が就任式に出席するのは難しいだろう」と予想しているという。

韓国のネットユーザーからは、「関係改善の努力は日本がすべき」「日本は何も変わってないのに」「なぜ韓国側がペコペコしなければいけないんだ?」「情けない」「こんな姿を5年も見続けなきゃいけないなんておかしくなりそう」「尹時期大統領は売国奴」「さすが親日派の子孫」「こういう行動が国民にどれほど不快感を与えるか、考えてるのか?」「韓国にはうんざり。移民する準備をしないと」など、反発の声が多く寄せられている。(翻訳・編集/丸山

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携