長期宇宙滞在を経て帰還した中国宇宙飛行士に「PCR検査はしないの?」の声も

Record China    2022年4月18日(月) 16時20分

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中国人の宇宙飛行士3人を乗せた「神州13号」が16日、内モンゴルに着陸した。ネットでは「PCR検査の必要はないのか?」の声も見られた。写真は帰還した宇宙飛行士を移送する車列。

中国人の宇宙飛行士3人を乗せた「神州13号」が16日、内モンゴルに着陸した。多くの中国人が喜んだが、ネットには「PCR検査してから7+7日の隔離をする必要はないのか?」といった書き込みも寄せられた。上海などで実施されている、人の移動の厳しい制限が背景にある。

帰還を果たしたのは翟志剛さん、葉光富さん、王亜平さんのだ。3人は、2021年10月16日に打ち上げられた「神州13号」に搭乗し、中国が建設中の宇宙ステーション「天宮」に行き、6カ月の滞在を経て地球に帰還した。

翟志剛さんは08年に打ち上げられた「神舟7号」にも搭乗して、中国初の船外活動を行ったが、今回の宇宙滞在でも船外活動を実施した。王亜平さんは、中国人女性宇宙飛行士として初めての船外活動を行った。また、宇宙飛行士らは若者に向けての「宇宙からの授業」も実施した。

宇宙飛行士の成果達成と順調に地球に帰還したことは、中国で大きく報じられた。ただ、ドイツメディアのドイチェ・ベレによると、ネット上では新型コロナウイルス感染症への対策として上海などで実施されている人の移動の厳しい制限を意識した投稿も見られる。

「上海への関心をもっと持てないのか」「出張をしていたのに、帰還後の隔離は必要ないのか」「PCR検査してから7+7日の隔離をする必要はないのか?」といった書き込みが見られるという。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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