「60キロ超の女性は恋愛資格なし」内閣府の研究会資料が物議、韓国ネット「内容は正しい」

Record Korea    2022年4月16日(土) 20時30分

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15日、韓国・ソウル新聞は「日本の内閣府男女共同参画局が主管する結婚と家族に関する研究会の資料が不適切だとして物議を醸している」と報じた。

2022年4月15日、韓国・ソウル新聞は「日本の内閣府男女共同参画局が主管する結婚と家族に関する研究会の資料が不適切だとして物議を醸している」と報じた。

記事によると、問題となったのは7日に公開された「人生100年時代の結婚と家族に関する研究会」の発表資料。この研究会は社会学、経済学、人口学の専門家6人によって構成され、未婚や単身世帯の増加など、結婚と家族に生じている変化について「データを用いて多面的に明らかにするとともに、それに伴う課題を整理する」ことを目的に発足されている。

しかし7日の会合で使用された『豊かで幸せな人生100年時代に向けた、恋愛の役割はなにか:恋愛格差社会における支援の未来形』と題する資料には、調査結果として、「男女ともハンサム・美女ほど恋愛経験豊か(女性1.5倍、男性1.7倍)。特に男性で効果が加速」などの内容が記載。また、キャバクラ嬢へのインタビューとして、「男性はとりあえず清潔感、絶対ほしいんで」「男性は(体重が)80キロ、女性なら60キロ超えたら、もう恋愛の資格ないでしょ」などのコメントも紹介されていたという。

さらに研究会は、「恋愛チャンスに格差がある(恋愛格差)」とし、「ハンデを是正し、『恋愛弱者』にもチャンスを平等化するために『恋愛支援』が必要かも」と提言。その例として、「壁ドン、告白、プロポーズの練習」を教育に組み込むことなどを挙げたという。

日本のSNS上では、これらの内容に対して不安や批判の声が殺到。これを受けて内閣府の関係者は、「恋愛や結婚という個人の決定について、特定の価値観を押し付けることはあってはならないと認識しています。報告書を読んだ人の誤解を招かないよう、研究会で取りまとめを行っていただきます」とのコメントを発表したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「間違ってはいない(笑)」「ひどい話だけど、入社面接で太っている人が『自己管理ができていない』として落とされるのと同じ脈絡かと」「腹が立つけど内容は正しい。韓国では問題になるけど。われわれも言いたいことははっきり言おう」などと肯定的な意見が上がる一方、「背が高い女性なら60キロ以上でも標準体型では?」「細くてきれいなら几帳面で、太っていて不細工なら怠惰だというのは偏見」「キャバクラで働く女性の意見を集めたという点が、今の日本の水準を示してる」などと、反発する声も寄せられている。

そのほか、「結婚してみればいい。1人暮らしが一番気楽だと分かる」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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