中国当局、「不道徳な人物」のライブ配信を禁止=ネット民反発「道徳の基準は?」

Record China    2022年4月15日(金) 21時20分

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中国のコンテンツを統括する国家新聞出版広電総局と中国共産党中央宣伝部が「不道徳な人物」によるライブ配信を禁止したことが、ネット上で物議を醸している。写真は脱税騒動の俳優ダン・ルン。

中国のコンテンツを統括する国家新聞出版広電総局(広電総局)と中国共産党中央宣伝部(中央宣伝部)が「不道徳な人物」によるライブ配信を禁止したことが、ネット上で物議を醸している。

広電総局と中央宣伝部は12日付で、インターネットやライブ配信に関する「通知」を発表した。通知では、「主管部門の許可を得ていないネットゲームのライブ配信を厳禁とする」など6項目が挙げられているが、その中に「法を犯した、あるいは不道徳な人物がライブ配信で発言することを厳禁とする」という1項があった。

「通知」は、「ライブ配信プラットフォームは配信社とゲストを厳格にチェックし、政治的素養、道徳的素行、芸術レベル、社会的評価を選定基準にしなければならない」とし、「政治的立場が不正確で、法律法規に違反し、公序良俗に反する不道徳で非模範的な人物は断固として起用しない」とされている。

中国で近年、芸能界への締め付けが厳しくなっていることが関係しているとみられ、中国メディアの新浪科技は、性的暴行スキャンダルが報じられたEXO元メンバーのクリス(ウー・イーファン、呉亦凡)や代理出産と脱税騒動で封殺された女優ジェン・シュアン(鄭爽)らの映像と共にこの「通知」を伝えている。

しかし、中国のネットユーザーからは反発の声が殺到しており、「なぜ不道徳な役人は処分されず、芸能人ばかりなんだ」「不道徳な役人も処分してくれ。一般庶民の声だ。合理的だろう?」「役人や公務員が道徳に反してはいけないのは公共の仕事だからだ。そのほかの人が道徳的に問題があることをしてもそれは私的なことで、私的な問題は社会によって判別されるべき」といった声や、「違法と不道徳は別問題。同列に論じるべきではない」「誰が不道徳と判断するのか」「そもそも道徳の基準は?」「法律に基づいて国を治めてください」といった声が続出している。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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