ロシア人、銀聯カード使ったネットショッピングも困難?―独メディア

Record China    2022年4月17日(日) 23時0分

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14日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、西側諸国による制裁で各種クレジットカード決済ができなくなっているロシアで、中国の銀聯カードによる決済も難しくなっていると報じた。資料写真。

2022年4月14日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、西側諸国による制裁で各種クレジットカード決済ができなくなっているロシアで、中国の銀聯カードによる決済も難しくなっていると報じた。

記事は、ロシアによるウクライナ侵攻に対する西側諸国の制裁のため、VISA、マスターカード、アメリカン・エキスプレスなど西側金融企業が発行するクレジットカードが3月よりロシア国内での決済、あるいはロシア人カード保有者によるオンラインや海外での決済ができなくなっていると紹介。このため、多くのロシア人が経済制裁に参加していない中国の銀聯カードにシフトしていると伝えた。

その一方で、ロシア紙コメルサントの報道として、ロシア国外のオンラインショップではロシアで発行されたクレジットカードによる決済ができなくなっており、その中に銀聯カードも含まれていると指摘。現在ロシアでは銀聯カードが50万枚発行されており、この1カ月だけで10倍も増えたものの、大多数の国際的な著名オンラインショップやその提携銀行がおしなべて銀聯カードを含めたロシア発行のクレジットカードを受け付けていないとした。また、中国の銀聯は現地の収納銀行に対して義務を履行するよう要求することができるものの、現時点で銀聯は不干渉の姿勢を取っていると報じた。

記事はまた、ロシアスタンダード銀行やMTS銀行が先日銀聯のデビットカードの発行を開始し、ロシアの消費者はこれらのカードによって決済を行うことができるものの、現時点ではロシアの大多数の銀行がなおも銀聯と提携関係を結んでいないと伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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