カスピ海と黒海を経由して欧州に向かう中欧班列・長安号が運行開始

CRI online    2022年4月15日(金) 10時40分

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カスピ海と黒海の航路を利用して欧州に到達する中欧班列・長安号列車(西安―ポチ―コンスタンツァ―マンハイム)が13日、陝西省西安市にある物流拠点の西安国際港務区を出発しました。

カスピ海と黒海の航路を利用して欧州に到達する中欧班列・長安号列車(西安―ポチ―コンスタンツァ―マンハイム)が13日、陝西省西安市にある物流拠点の西安国際港務区を出発しました。

中欧班列とは、中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車の総称です。13日出発の長安号は運動用機材や服飾などを満載していました。ジョージアの黒海港湾都市ポチ、ルーマニアの黒海沿岸都市コンスタンツァを経由して、ドイツのマンハイムに到着します。経由するその他の国はカザフスタン、アゼルバイジャン、ルーマニア、ハンガリー、スロバキア、チェコなどで、運行距離は1万1300キロに達します。

長安号はこれまでトルコを経由して欧州に向かっていましたが、13日に出発した長安号は南回りの通路を経由して欧州に向かう新しい路線です。この新路線はカスピ海と黒海を通って鉄路・海運・鉄路の方式で中東欧諸国に恩恵をもたらす、中国と中東欧、欧州を結ぶ新たな貿易ルートです。

長安号は現在までに幹線路線16本を使った運行が常態化し、「一帯一路」沿線にある45の国と地域をカバーしているとのことです。(提供/CRI

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