アレン・レン、「時代劇の天井」との評価は嫌?「良い褒め言葉ではない」

anomado    2022年4月13日(水) 22時50分

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中国のエンタメメディア・捜狐娯楽は12日、今月から配信が始まった中国ドラマ「恰似故人帰」で主演を務めている人気俳優アレン・レンへのインタビュー動画と記事を公開した。

中国のエンタメメディア・捜狐娯楽は12日、今月から配信が始まった中国ドラマ「恰似故人帰」で主演を務めている人気俳優アレン・レン(任嘉倫)へのインタビュー動画と記事を公開した。

「恰似故人帰」は4日に配信が開始された古典恋愛ファンタジードラマで、前編の「与君初相識」に引き続き、アレン・レンが鮫人の長意を、ディリラバ(迪麗熱巴)が御霊師の仙姫・紀雲禾を演じている。アレン・レンは同作の舞台裏や撮影の様子、自身について語った。

記者の「長意というキャラクターのどんなところが魅力的ですか?」との質問に、アレン・レンは「私は前半と後半で変化の大きい役が好きなんです。長意に出会った時も前半と後半でとても変化が大きい人だと思いました」と回答。また、「もし長意のような鮫人と恋をしたいなら、どんな条件が必要ですか?」との質問には、困りながらも「まず海の中に行くこと。長意が陸にあがる可能性は低いから、そうでしょう?」と答えた。

また、「このドラマはディリラバさんとの初共演作でもありますよね。共演してみてどうでしたか?」との質問には、「ディリラバさんはとてもすごい、とても優秀です」と語り、最初に撮影したシーンでディリラバの演技を見た時には、「彼女の状態も、演技もとても正確だったので、このドラマには大きな問題は起きないだろうと思いました」と当時の感想を述べた。

劇中で紀雲禾に「あなたは何を着ても似合う」と言われた長意が自らそう言うようになったという話から、自身の容姿の美しさについて聞かれたアレン・レンは、「私はあまりナルシストではないです。自分がどのくらい見た目が良いとか、どのくらいイケメンだとかは、言ったことがありません」と話した。記者が「自分では気づいていないイケメンなんですね」と言うと、「それは他人から見た意見で、だからそういう言い回しがあるんだと思います」と苦笑した。

「ハッピーエンドとバッドエンドではどちらが好きですか?」との質問には、「私は素晴らしい物語が好きです。もし今テレビをつけて観るものを選ぶなら、まずは気楽で面白いドラマにします。人生がより明るく、面白いものになってほしいと思うから。悲しい物語に没頭しすぎて、他のことにもその影響を引きずってしまわないかと心配なんです。お芝居に入り込みすぎることも怖くて。でも、(悲しい物語でも)本当に素晴らしいものなら喜んで見ますよ」と答えた。

また、生涯役者を続けるかとの質問には、「一生お芝居を続けるなら、やっぱり質を求めないといけません。一生お芝居を続ければ、代表作ができるかもしれませんね。でも私はまだ出演数がそんなに多くなくて、自分でも出演数だけ多くなるのを望んでいません」「私は皆さんにもっと認めてもらいたいです。皆さんに認められない作品を(無意味に)たくさん撮りたくはないんです」と語った。

アレン・レンが演じる役にはいずれも多くのファンがいることから、「これは俳優にとって最大の成功と言えますか?」と聞かれると、「1人の俳優には1つ代表作があって、皆さんがその俳優を思い浮かべたときに必ず思い浮かぶような代表作があるなら、成功していると言えるんじゃないでしょうか?」「代表作は簡単にはできません。でも私は今とても満足しています。皆さんが(ドラマについて)良い感想をくれる時、私は認めてくれて本当にありがたいと思うのです」と話した。

最後に、「アレン・レンは時代劇の“天井”(最高峰)だ」という感想が寄せられていることについては、「言い過ぎだと思います。私たちは永遠に進歩し続けなければならないので、個人的には“天井”は特別に良い褒め言葉ではないと思います。“天井”は頂上に着いたのと同じで、それ以上の伸び代はないということですから。私はやはり、伸び代があることを望みますし、頂上にとどまって突破できない人にはなりたくないです」と語った。(翻訳・編集/刀禰)

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