「水中のパンダ」カラチョウザメ23万匹 長江に放流

CRI online    2022年4月10日(日) 5時0分

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9日、中国中部にある湖北省宜昌市胭脂園長江絶滅危惧種魚類放流地点にカラチョウザメ(中華チョウザメ)23万匹が放流されました。

9日、中国中部にある湖北省宜昌市胭脂園長江絶滅危惧種魚類放流地点にカラチョウザメ(中華チョウザメ)23万匹が放流されました。放流されたのは6カ月から13歳までのカラチョウザメです。

カラチョウザメは現存するもっとも古い脊髄動物の一種で、今から1億4000万年も前から生息しています。カラチョウザメは長江の絶滅危惧種として「水中のパンダ」とも呼ばれていて、重要な科学研究と生態的な価値があります。成年のカラチョウザメは最大で長さ4メートル、体重500キロあり、100歳まで生きることができます。数が減少するため、1988年にカラチョウザメは国家一級の野生保護動物、2010年に国際自然保護連合(IUCN)に絶滅危惧種に指定されました。

1984年にカラチョウザメの放流を開始し、三峡グループカラチョウザメ研究所は65回にわたって放流を行い、長江に累計で530万匹のカラチョウザメを放流し、カラチョウザメの個体群資源の補充、持続可能な繁殖・生息の実現に向けて重要な役割を果たしてきました。(提供/CRI

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