“選挙の女王”朴前大統領、退院後初の政治的メッセージ発信=韓国ネット「まだ夢の中で生きている」

Record Korea    2022年4月8日(金) 15時20分

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8日、韓国メディア・韓国経済は「“選挙の女王”の帰還?朴槿恵前大統領、柳栄夏弁護士支持声明」と題する記事を掲載した。

2022年4月8日、韓国メディア・韓国経済は「“選挙の女王”の帰還?朴槿恵(パク・クネ)前大統領、柳栄夏(ユ・ヨンハ)弁護士支持声明」と題する記事を掲載した。

記事によると、朴前大統領は同日公開したYou Tubeの映像で、「国政介入事件」で自身の弁護人を努めた柳弁護士の大邱市長選への挑戦を支持する考えを示した。朴前大統領は昨年末に赦免され、その後入院していたが、先月24日に退院した。退院後に政治的メッセージを出すのは今回が初めて。また、で特定の人物を公に支持するのは12年の大統領選以来10年ぶりのことという。

尹弁護士は最大野党「国民の力」所属として6月1日に行われる地方選挙に向け準備を進めており、朴前大統領は柳弁護士の後援会長を担っている。

映像で朴前大統領は「私の故郷であり柳候補の故郷である大邱で、私がかなえられなかった夢を尹候補が代わりにかなえてくれると信じている」「柳候補の頼みで後援会長を引き受けたが、以心伝心だった。ほとんどの人が私の下を去り、私との関係を否定したときにも、(柳弁護士は)私のそばでつらい時期を共に耐え抜いてくれた」などと話し、尹弁護士への支持を呼びかけたという。

記事は「保守支持勢力の強い大邱市で、かつて”選挙の女王”と呼ばれた朴前大統領が柳弁護士への支持を表明したことにより、『国民の力』の候補者らの争いにどんな影響が出るか注目される」と伝えている。

これを見た韓国のネットユーザーからは「大邱市は朴前大統領のものなの?弾劾された大統領が『自分を守ってくれた人だから』との理由で市長選に出馬させるなんてあり得ない。まだ夢の中で生きているようだ」「これは違う。公私の区別はしっかりつけるべき」「朴前大統領は大邱市民を自分の家来とでも思っているのか?」「柳弁護士が大邱市のためにしてくれたことはない。結局は落選して恥をかくということになぜ気づかないの?」「国民が朴前大統領に求めることは、黙って静かに暮らすことだけ」「もういい加減、政治から離れてください。次の世代に任せて」など批判的な声が多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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