文化財の上に腰掛ける文大統領夫妻…写真に仏教界が悲鳴=韓国ネット「大統領ともあろう人が…」

Record Korea    2022年4月8日(金) 9時50分

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7日、韓国・ソウル経済によると、文在寅大統領と金正淑夫人が大統領府の裏にある北岳山の南側探訪路を散策中に寺院跡の礎石に座って文化財庁長の説明を聞いている写真が公開され、物議を醸している。

2022年4月7日、韓国・ソウル経済によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人は5日、これまで出入りが禁止されていた大統領府の裏にある北岳山の南側面が全面開放されることを記念し、南側探訪路を散策した。しかし、散策中に寺院跡の礎石に座って文化財庁長の説明を聞いている写真が公開され、物議を醸している。

韓国仏教界の報道機関「法宝新聞」は6日、「文大統領夫妻が大雄殿の礎石に座った」とし、「大統領府の文化遺産への認識は惨たんたるレベルだ」と批判した。さらに「しかも当該写真は大統領府が自ら公開したものだ」とし、「大統領府の仏教文化遺産への認識に対する批判が高まっている」と伝えたという。

また、仏教中央博物館館長の僧侶も法宝新聞とのインタビューで「見るに耐えなかった。聖宝に対する気持ちがこの写真に表れている」「伝統文化を軽く扱う大統領の姿が一般市民に否定的な影響を与えるということについて、なぜ考えが及ばないのか」などと批判したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「そんな所に座る人を初めて見た」「目を疑った。今後訪れる国民はみんなまねして座るだろう」「大統領ともあろう人が教養も常識も良心もないのか」と驚く声が上がっている。

また「礎石だと知らなかったとしても、みんなが立っているのに自分たちだけ座っているのも違和感がある」「文化財庁長は横で何をしていたのか。知らなかったのか、それとも言うのが面倒くさかったのか」などと指摘する声も。

一方で「山へ行ったらみんな同じことをするよね?何が問題なのか」「椅子にしか見えない」「礎石だと知っていて座るはずがない。知らずに座った人をそこまで批判する必要はない」「歴史的文化財ならフェンスで囲って説明文を設置するべきでは?」などと擁護する声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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