佐渡金山の世界遺産登録に反対する韓国人教授、ユネスコ事務局長らに10万人の署名提出

Record Korea    2022年4月7日(木) 14時20分

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7日、韓国・ニューシスによると、「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録について、反対する韓国人教授が10万人の署名を集め、国際連合教育科学文化機関に提出した。資料写真。

2022年4月7日、韓国・ニューシスによると、「佐渡島(さど)の金山」(新潟県)の世界文化遺産登録について、反対する韓国人教授が10万人の署名を集め、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)に提出した。

韓国の広報活動をする徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大学教授は同日、「先月行ったオンライン署名運動に韓国のネットユーザーや在外同胞、留学生ら10万人が参加した」とし、集めた署名と佐渡金山に関する書簡をユネスコ事務局長や世界遺産センター長、ユネスコ加盟国、世界遺産委員会委員国、国際記念物遺跡会議(ICOMOS)加盟国代表にメールで送ったと明かした。

徐教授は「(メールを通して)強制動員という加害の歴史を隠して世界遺産に登録しようという日本政府の企みをユネスコにきちんと知らせたかった」とし、「軍艦島の例を挙げ、強制労働の事実を知らせる約束をいまだに履行していない日本政府のダブルスタンダード的な態度を告発した」と話した。

また「ユネスコにはこれ以上日本の歴史歪曲(わいきょく)にだまされず、今回はユネスコの普遍的価値にふさわしい賢明な判断をしてもらいたい」と強調したという。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「徐教授の努力に感謝」「私も少しでも力になりたい」「軍艦島のような事例が二度と発生しませんように。図々しい日本に『歴史を歪曲するとこうなる』ということを教えるきっかけになってほしい」「今回はユネスコが佐渡金山の登録についてしっかり検討してくれることを願う」「どうか10万人の願いがユネスコに届きますように」などと支持する声が上がっている。

その他「良い結果につながってほしいけど、ユネスコの金づるが日本である以上、韓国の孤軍奮闘は続くだろう。軍艦島の場合も、ユネスコは提示した条件を履行しない日本に対し口で警告するだけで実質的な行動はとっていない」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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