ロシア代表のW杯不参加が決定、中国ネット「米国が戦争起こして参加を禁止された大会ってあった?」

Record China    2022年4月7日(木) 21時20分

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6日、観察者網は、今年開催されるサッカーワールドカップ・カタール大会にロシアが出場できなくなったと報じた。カタールの首都ドーハ。

2022年4月6日、観察者網は、今年開催されるサッカーワールドカップ・カタール大会にロシアが出場できなくなったと報じた。

記事は、国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)が5日に文章を発表し、ロシアによるウクライナ侵攻開始以降にロシアのスポーツ界から出された各種「制裁」に対する異議申し立てを列挙したと紹介。その中で、国際サッカー連盟(FIFA)がロシア代表に対して科したW杯カタール大会の欧州予選プレーオフ出場禁止措置に対する異議申し立てについて、ロシアサッカー協会が3月30日に異議を取り下げたことが明らかになり、これによってロシアが同大会に出場する可能性はなくなったと伝えた。

ロシアによるウクライナ侵攻を受けてFIFAは3月初めに同大会欧州予選プレーオフ準決勝に関する措置を発表、Aグループ準決勝のウクライナ―スコットランドの試合は6月に延期される一方で、Bグループ準決勝のロシア―ポーランド戦についてはロシアの負けという扱いになった。これにより不戦勝となったポーランドは3月29日のBグループ決勝でスウェーデンに勝利し、本戦出場が決定した。

記事は、ロシアサッカー協会が声明の中で「早い時期にCASがロシア戦の延期提案を拒否しており、もはや提訴する意味がなくなった」と取り下げについて説明する一方で、ロシア国内クラブの欧州リーグ参加、ロシア代表の2024年欧州選手権、26年のW杯といった国際大会参加については提訴を継続する意向を示したと伝えている。

この件について、中国のネットユーザーは「世界がこんな状況になって、一体誰があんたとサッカーしたいと思うか」「中国が台湾を取り戻す時には、こういうことは起こらないだろうな」「米国が戦争を起こした時に参加を禁止された大会ってあった?」「ロシアが出られないなら、代わりに中国代表を出しては?」「われわれはロシアとたくさん親善試合をしよう」「無理やり出たってブーイングを浴びるだけ。提訴を取り下げたのは賢明だと思う」「『スポーツと政治は無関係』、『科学や芸術に国境はない』というのはみんな誤った命題だよ」といったコメントを残している。(翻訳・編集/川尻

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