韓流が追い風に?K-ファッションは「好みにうるさい」日本人女性も魅了=韓国ネットも納得

Record Korea    2022年4月6日(水) 16時20分

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5日、韓国メディア・韓国経済は、「K-ファッションの『日本侵攻』が加速している」と報じた。

2022年4月5日、韓国メディア・韓国経済は、「K-ファッションの『日本侵攻』が加速している」と報じた。

記事によると、最近韓国のハンドバッグブランドのDECKE(デッケ)が日本に初上陸した。DECKE の価格帯は20万~30万ウォン(約2万円~約3万円)で、韓国内では「コスパバッグ」として人気を集めている。今回同ブランドはIENA(イエナ)、Plage(プラージュ)、NOBLE(ノーブル)、ENCHAINEMENT(アンシェヌマン)など日本の人気ブランド八つと契約を結び、今年の春・夏物から販売を開始した。

これに先立ち、韓国のファッションブランドが日本で人気を得た例として、19年に日本へ進出したレギンスブランドのXEXYMIX(ゼクシィミックス)がある。XEXYMIXは先月、楽天サイトのスポーツウェア部門で売り上げ1位を記録。2月にラゾーナ川崎プラザに出店したポップアップストア前には、レギンスを買い求める客で長蛇の列ができたという。

記事は、「日本は『ガラパゴス』とも表現される特有の保守性により、韓国製の携帯電話や自動車・家電製品などが受け入れられない国。しかしK-ファッションだけは、2000年代初めから続く韓流を基盤に着実に人気を集めてきた」と伝えている。韓国統計庁の「国別オンライン海外直接販売額」によれば、21年におけるファッション、飲食物、美容品などの日本への販売額は2456億ウォン(約249億円)で、20年(2204億ウォン、約224億円)に比べて11.4%増加した。

また近年では、「愛の不時着」などのドラマのヒットにも支えられ、K-ファッションに対する好感度も高まっているとのこと。楽天グループの「ラクマ」が行なったアンケート調査によると、日本の女性は10代から40代と60代以上の年齢層において、「ファッションの参考にする国」として韓国を選んだという。

韓国の企業は「好みにうるさい」日本の消費者を満足させられればアジア全域で成功できると考えており、日本をアジア進出の足掛かりと見なすアパレル会社も多いとのこと。DECKEを運営するハンソムは、日本進出を皮切りにシンガポールなどへ販路の拡大を計画中。XEXYMIXも今年の下半期から、中国のスポーツウェア市場に進出を予定しているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「日本は右翼やそれに追随する人間さえいなければいいのに」「多くの日本ブランドが韓国で人気を集めているけど、逆は少ない。今回は日本で成功してほしい」「日本人は少なくとも韓国の映像作品や音楽、文化を見ても悪口は言わない。いいものはいいと受け入れるよね」「韓国人にとって日本文化が『思い出』ならば、日本人にとって韓国文化は『最新の流行』」「最近は韓国のブランドも、質やデザインの面で海外の人気ブランドに劣らないと思う」など、好意的な反応が寄せられている。

そのほか、「もう頭に『K-』を付けるのはやめて」「韓国は政治家さえまともになればいい。国民は自らうまくやっている」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山

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