韓国ドラマ「パチンコ」を批判する日本のネットユーザー、韓国人教授が「恐れの発露だ」と一蹴

Record Korea    2022年4月5日(火) 22時20分

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4日、韓国・JTBCは、韓国ドラマ「Pachinko パチンコ」に一部の日本のネットユーザーから反論が上がっていることについて、韓国人教授が「恐れのため」と一蹴した。

2022年4月4日、韓国・JTBCによると、先月25日からApple TV+で配信されている韓国ドラマ「Pachinko パチンコ」に一部の日本のネットユーザーから「歴史歪曲(わいきょく)だ」との声が上がっていることについて、誠信(ソンシン)女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授が「歴史が世界に広まるのを恐れている」と一蹴した。

同ドラマは在米コリアンのミン・ジン・リーによるベストセラー小説が原作。「日本植民地時代に迫害を受けた朝鮮人、解放後に差別の対象となった在日同胞の姿を描く」内容で、「日本軍慰安婦や、関東大震災後の朝鮮人虐殺などの歴史的事実」も盛り込まれているという。配信直後から外国メディアが称賛しているというが、日本のネット上コミュニティでは「完全にフィクション」「韓国人の言う歴史は信じられない」「歴史の捏造(ねつぞう)であり反日的だ」「韓国は日本と共に米国と戦ったが、敗戦して日本を裏切った。なぜうそをつくのか」「原作には矛盾が多い」「原作者はうそでもうけた」などという批判が相次いでいると、記事は伝えている。

こうした日本の反応について、徐教授は4日、自身のSNSで「グローバルOTTを通じ日本の加害者としての歴史が世界に広まるのではという恐れの発露だ」「昨年、『イカゲーム』の世界的なヒットで国境の壁を崩すOTTの力を経験した。日本のネットユーザーもそれをよく知っているから恐れているのだ」と発言した。Apple TV+に対しても、同ドラマの予告を日本国内では公開しないなど「広報を自制している」と批判しているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「歴史を忘れた民族に未来はない」「歴史をまともに学んでいない日本人。彼らの行く末が心配だ」「日本人が必死で批判しているということは、名作なんだろう」「韓国と共に米国と戦った(笑)?。何言ってるの」「日本と戦い続ける徐教授、尊敬してます」「世界中の言語に翻訳して無料配信し、日本の実情を知らしめるべきだ」などの声が上がっている。

一方で、「徐教授は何かあると大喜びであおりに来るな」「政治家や団体がこれを利用して、また日韓の対立をあおろうとするだろう」「日韓の歴史問題について、食傷気味の国民は多い。こういうニュースを取り上げると喜ぶ集団は両国に存在するが、ほとんどの国民はさほど関心がない。日本の影響で韓国は近代化を遂げ、結果的に暮らしが豊かになったという主張も、腹を立てるようなものではないと思う。むしろ、その主張に怒る人こそ日本に大きなコンプレックスを抱いているのでは」「中国には何も言えないのに、日本に対しては大きく出る人間が多いな」「韓国人もベトナムで同じことをしている」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

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