西側の制裁に加わらず自国利益を最優先、対ロ輸入を増やそうとするインド―独メディア

Record China    2022年4月4日(月) 22時20分

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3日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、インドが自国の利益を最優先してロシアから多くの製品や資源を購入する姿勢を見せていることに対しロシアが喜ぶ一方で、西側が不満を募らせていると報じた。

2022年4月3日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、インドが自国の利益を最優先してロシアから多くの製品や資源を購入する姿勢を見せていることに対しロシアが喜ぶ一方で、西側が不満を募らせていると報じた。

記事は、欧州連合(EU)がロシアへのエネルギー依存からの早期脱却を宣言して以降、ロシアはアジアで新たな資源の購入者を探しているとし、ロシアのラブロフ外相が中国に続いてインドを訪問したと紹介。インドはロシアに対する西側諸国の制裁に加わらずに中立路線を進み、国連安全保障理事会の対ロ非難決議も棄権しており、ロシアにとっては非常に重要な存在になっていると伝えた。

また、インドは近年、米国、日本、オーストラリアと連携枠組みの「クアッド」を作って地域における中国の影響力に抗う姿勢を見せる一方で、遠く離れた欧州で起きているロシアとウクライナの紛争に足を突っ込む意思はなく、これによりインドが西側とロシアとの対立の中で受益者となる可能性があると説明。インドの対ロ貿易額は年間90億ドルと対米貿易額の10分の1に満たないほど小規模だったものの、ロシアによるウクライナ侵攻開始後、ロシアからかなりの割り引きを受けたことですでに昨年1年間の対ロ輸入量に近い1300万バレルの原油をロシアから購入する動きを見せているとした。

その上で、中立路線を保ち自国の利益を最優先してロシアからのエネルギー輸入を増やそうとしているインドの態度に西側諸国からは不満の声が出ており、バイデン米大統領が「インドの対ロ姿勢はぶれている」と批判したことを紹介する一方、インド政府はこれらの批判を突っぱねる姿勢を保っていると伝えた。

記事はさらに、インド政府がロシアからの鉄鋼生産用のコークス輸入量倍増を検討しているほか、4月に4万5000トンのロシア産ヒマワリ油を購入する契約を結ぶなど、石油以外の商品についてもロシアからの輸入を増やそうとしていることを併せて紹介した。(翻訳・編集/川尻

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