日本は「戦後最大の危機」に直面している?―仏メディア

Record China    2022年4月3日(日) 10時0分

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30日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは「どうして岸田首相は、日本が第2次世界大戦以降で最大の危機に直面していると語ったのか」とする記事を掲載した。

2022年3月30日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは「どうして岸田首相は、日本が第2次世界大戦以降で最大の危機に直面していると語ったのか」とする記事を掲載した。

記事は、岸田文雄首相が3月27日の防衛大学校卒業式で訓示した際、ロシアによるウクライナへの侵攻について「展開次第で、世界と日本が戦後最大の危機を迎える」と強い危機感を示したと紹介した。

その上で、日本はロシアのウクライナ侵攻が中国を鼓舞し、軍事力を背景に現状の変更を試み、台湾への侵攻や尖閣諸島の奪取を実行する可能性が高いことに憂慮を抱いているほか、今年に入ってミサイルを頻繁に発射している北朝鮮の存在もあり、日本がまさに四方を敵に囲まれた地政学的状況にあると説明。「戦後の日本が経験してこなかった危険な状況なのだ」と伝えた。

そして、ロシアが今回の戦争で仮に核兵器を使用すれば米国が反撃して両国が戦争状態となり、そうなれば米軍が駐留する日本が核攻撃の対象になりうること、北朝鮮がこの機に乗じて日本や韓国に攻撃を仕掛ければ想像できないほどの大災難に見舞われるリスクがあることを説明した。

さらに、戦争が長引けば第3次世界大戦を引き起こし、中国がペルシャ湾からインド洋、マラッカ海峡、南シナ海、台湾海峡という日本の海上物流の生命線を寸断する可能性があり、この輸送ルートの寸断は中東地域への原油依存度が90%近い日本にとっては経済的な打撃にとどまらず、エネルギーの枯渇というまさに死活問題になりかねないと伝えた。

記事は「日本にとってロシアとウクライナの戦争継続は、周囲での戦火発生、核攻撃、エネルギー枯渇、産業チェーン寸断といった非常に大きな危険の数々をはらんでいる」と指摘。それ故に岸田首相が「戦後最大の危機」と表現するに至ったのだと結論付けている。(翻訳・編集/川尻

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